2023年3月1日料理紹介コラム

古田家3シェフの餃子セット

古田家3シェフの餃子セット

いつもtokotowaをご利用いただき誠にありがとうございます。 ようやく寒さが和らぎ、木々の芽も徐々に膨らみ始めました。まもなく、花咲く便りが待ち遠しい春が訪れようとしています。

この度、tokotowaでは、今春限定の商品といたしまして、「〈CHIUnE・Furuta・開化亭〉古田家3シェフの餃子セット」を販売させていただくこととなりました。

tokotowaでは初となる、CHIUnE・古田諭史シェフ、Furuta・古田等シェフ、開化亭・古田貴達シェフの、古田家の3シェフが一品ずつ監修した餃子セットをお届けいたします。

古田家3シェフが揃った餃子セット

今回ご用意したのは、「〈開化亭〉ホタテ貝柱とウニの揚げ餃子」、「〈銀座Furuta〉車海老と黄ニラの餃子」、「〈CHIUnE〉蕗の薹と木の芽のスープ餃子」の3種類の餃子です。

餃子セット

ご家庭で楽しんでいただくため、各シェフ自らの監修のもと、試行錯誤を重ねて出来上がった特別なセットです。

揚げ餃子、焼き餃子、スープ餃子、という召し上がり方の異なる餃子が揃いましたが、「口に入れた時の、食材すべての味・香り・食感の調和を大切にする」という古田家共通のこだわりは、今回のすべての餃子に投影されています。

それぞれのこだわりについて、一品ずつご紹介します。

開化亭発祥の揚げ餃子

揚げ餃子6つ

最初にご紹介するのは、開化亭・古田貴達シェフ監修の「〈開化亭〉ホタテ貝柱とウニの揚げ餃子」です。

創業者である古田等シェフが開化亭でコース料理を始めた当初から提供し、現在まで長きに渡り多くの人を魅了し続ける看板料理の一品です。

サクサクの生地に包まれた餃子を、丸ごとひと口で食べると、溶けた熱々のバターがホタテとウニと絡み合い、濃厚なソースとなって口の中に広がります。

開化亭でこの揚げ餃子を提供する際には、味にぶれが出るのを防ぐため、貴達シェフ自身が作っています。今回皆さまにお届けするにあたり、ご家庭でも美味しく作れるようシェフ自ら何度もレシピを練り直し、試行錯誤を繰り返しました。

揚げ餃子

古田 貴達シェフ: この揚げ餃子は、開化亭の名刺代わりのメニューだと思っています。コースの一番最初に登場する料理で、『ひと口で』開化亭というものをわかっていただける料理なんです。中には一度のご来店で、四つくらい注文されるお客様もいるくらい、愛されている一品です。

無駄なものは入れず、食材の旨味だけを引き出せるよう、食材そのものは至ってシンプルですがバランスがよく、開化亭ならではのスタイルがよく表れています。

揚げ餃子_UP

古田 貴達シェフ: 召し上がる際は、できたてを熱いうちにひと口で食べてもらいたいです。食材の調和を楽しんでいただきたい料理なので、ひと思いに召し上がってください。そのまま食べないと、中のバターが一気に噴き出してしまいます。

ご家庭のトースターもしくはオーブンだけで仕上げられるため、急な来客があった時などにも、便利で喜ばれるお料理だと思います。お子さまにも人気のメニューですので、ちょっとしたおやつとしてもお楽しみください(やけどには気を付けてくださいね)

ご自宅での調理方法

冷凍のまま、予熱したトースターまたはオーブンで加熱することで完成します。
調理時間:約7分(※予熱時間除く)

おすすめのペアリング

  • シャンパン

揚げ物にはスパークリングワインがよく合います。しっかりとしたシャルドネがおすすめです。口の中の油っぽさを流し、爽やかですっきりとした味わいが広がります。

ぷりぷりの車海老と春野菜の詰まった焼き餃子

Furuta餃子_10個

続いてご紹介するのは、Furuta・古田等シェフ監修の「〈銀座Furuta〉車海老と黄ニラの餃子」です。

等シェフがtokotowaのために考案した、tokotowaオリジナルの餃子です。

黄ニラなどの春野菜、ぷりぷりの車海老と豚肉の餡がたっぷりと詰め込まれた、ボリュームのある満足度の高い一品です。

Furuta餃子

古田 等シェフ: 春にお届けするメニューということで、黄ニラ、筍、新生姜など、春の食材で構築しました。伝統的な餃子や焼売は、海老が主流になることが多いので、そこに着眼した上で、他では味わえない餃子にするにはどうすればいいかを考えました。

よくあるニンニクのよく効いたがっつりとした味ではなく、さっぱりでありながらも、車海老の味をしっかり感じられる餃子にしました。車海老には下味をつけ、野菜と肉の量を調節することで、食材の旨味をしっかり引き出しながらも、食感も楽しめるようにしています。

Furuta餃子_UP

古田 等シェフ: おすすめの食べ方は、まずはそのまま召し上がっていただき、そのあと、セットでお送りしているたれをつけてお楽しみください。お好みで付属の豆板醤・山椒を入れて辛味も調整してください。

水餃子として召し上がりいただいたり、お好みでXO醤をつけても、また異なる美味しさを味わえます。
食卓のもう一品としても、お酒のアテとしても堪能できる餃子です。

ご自宅での調理方法

冷凍のままフライパンで焼くことで出来上がります。鍋で茹でることで水餃子としてもお楽しみいただけます。
調理時間:約10分

おすすめのペアリング

  • ビール

熱々の餃子にキンキンに冷えたビールを合わせて召し上がりください。

  • お茶

中国の広東省などに見られるお茶を楽しみながら点心を食べる習慣にならって、凍頂烏龍茶などと一緒に、飲茶のように楽しんでいただくのもおすすめです。紅茶もおすすめです。

春が香り立つスープの具材として味わう餃子

スープ餃子_2種

最後にご紹介するのは、CHIUnE・古田諭史シェフ監修の、「〈CHIUnE〉蕗の薹と木の芽のスープ餃子」です。

CHIUnEのシグネチャであるコンソメスープに車海老とホタテの海鮮餃子をあわせた、古田諭史シェフならではの一品です。

餃子は、木の芽入り、蕗の薹入りの2種類を用意し、それぞれ異なる春の香りを堪能することができます。

スープ餃子

古田諭史シェフ:

餃子といえば、一口で食べて完結するもので、料理人の個性がストレートに伝わる料理だと思っています。

父や兄が作るものとはまた異なった、CHIUnEらしい味わいが楽しめるように、イタリア料理のラビオリやトルテッリー二のような料理をイメージして作りました。イタリアでは、お肉をはじめ、チーズや魚介など地方によっていろいろな詰め物があることから、今回は海鮮を選んでいます。

餃子そのものとして食べるよりは、スープの具材として活躍できる餃子を目指しました。ホタテと車海老にはあえて塩を付けず、コンソメスープと一体となったときに味わいが完成するように仕立てています。

餃子をスープ内で割ると、中に忍ばせた木の芽、蕗の薹の春らしい香りが広がります。木の芽と蕗の薹の香りの違いもぜひ食べ比べしてみてください。

スープ餃子_UP

古田諭史シェフ:

おすすめの食べ方は、和食のようにお椀から食べるイメージで、まずはスープを飲んで、そのあとで餃子を食べることで、味の変化が楽しめます。スープに移った食材の味もあわせて味わってください。

まだまだ寒い日の朝などに、朝ごはんとして召し上がっていただくのもおすすめです。(味が濃い場合、お湯で少し味を調整してみてください)
ふたつきのお椀に入れて、ふたを開けた時の香りを感じながら食べると、より一層香りを楽しむことができます。

ご自宅での調理方法

餃子を冷凍のまま鍋で茹でて、最後に湯煎したスープと合わせることで完成します。
調理時間:約10分

おすすめのペアリング

  • 日本酒(吟醸酒)

ぬるめで、角のない口当たりの日本酒がおすすめです。和食のお吸い物を合わせるようなイメージで一緒に召し上がっていただくと、餃子の旨味が引き立ちます。

春の訪れをお祝いする花見の席などのお集りに、ぜひ古田家3シェフのこだわりの餃子をお楽しみいただけますと幸いです。

これからも、「tokotowaと共に過ごした時間がより豊かなものになるように」という想いをこめて、季節に寄り添った美味しい料理を届けてまいります。

引き続きtokotowaを何卒よろしくお願いいたします。

〈CHIUnE・Furuta・開化亭〉古田家3シェフの餃子セット
〈CHIUnE・Furuta・開化亭〉古田家3シェフの餃子セット
tokotowa
13,000/ 月額(送料込)
〈開化亭〉ホタテ貝柱とウニの揚げ餃子 〈銀座Furuta〉車海老と黄ニラの餃子 〈CHIUnE〉蕗の薹と木の芽のスープ餃子
すべて2名様分
売り上げの一部を、子ども食堂を運営する、
NPO法人 全国子供食堂支援センター・
むすびえ
に寄付します。
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